予防

2014年04月07日 月曜日

キシリトール

今日はキシリトールが虫歯を抑制するメカニズムについてお話ししたいと思いますclovershine


☆口腔内細菌に対しての非発酵性~ばいきんが消化できない~

①砂糖を摂取した時、口腔内のphレベルは急速に低下し、歯のエナメル質の脱灰が生じます。
ばいきんが大活躍です。
②キシリトールは口腔内細菌によって全く発酵されませんので酸は生成せず、ph値も変化しません。
ばいきんがキシリトールを取り込んでも消化出来ないので、影響がないのです。


☆虫歯菌の成長抑制

キシリトールはプラークとその中の虫歯菌を減少させる、という事がいろいろな研究などで実証されています。
キシリトールを体内に留めたまま消化できなかったばいきんは、死んでしまいます。
その死体をキシリトールごと食べてしまった別のばいきんも死亡して・・・というサイクルが築かれます。


3、歯質の再石灰化の促進

キシリトールは唾液の分泌を刺激し、それによって口腔内のカルシウムレベルが増大し、健康な歯の脱灰防止と再石灰化効果を促進することにより、虫歯の発生を防止する事が研究で実証されています。


キシリトールを日常的に摂取することによって、虫歯になりにくい口腔内にshine
勿論キシリトールだけでは虫歯は防げませんので、歯みがきもしっかり続けましょう。

投稿者 Ginza East デンタルクリニック